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滝上 誠*; 石河 寛昭
Nuclear Instruments and Methods, 159(1), p.139 - 143, 1979/00
本研究は空気発光による新しい線測定について提案したものである。線で空気中の窒素を刺激すると窒素分子の第1電子励起準位から蛍光放出が起こるので、この発光を液体シンチレーション・スペクトロメーターで効果的に測定することができた。本測定法は次のごとき利点を有する。1)空気自体が検出体なので他の検出器は一切不要である。2)線を高い計数効率(~70%)で測定できる。3)出力パルス波高は放射線の種類に依らず、空気中で失うエネルギーだけに比例するので、線や線の空気発光は無視できるために線の弁別測定が可能である。4)窒素分子の発光スペクトル(3,000~4,500は光電子増倍管のspectral response とよく一致するので、希ガス・シンチレーターの場合のような波長変換体を必要としない。
安田 健一郎; 鈴木 大輔; 金澤 和仁; 宮本 ユタカ; 江坂 文孝; 間柄 正明
no journal, ,
極微量の保障措置環境試料分析を目的として、TIMSによる核燃料物質を含む単一粒子の質量分析を目指している。この一環として粒子中のプルトニウムの有無を事前確認するため線測定の適用を検討している。プルトニウム標準試料(SRM947)から作製した粒子を測定した結果、粒径が1mを超えると自己吸収の影響により、正確な(Pu-238+Am-241)/(Pu-239+Pu-240)放射能比測定が困難であった。そこで、TIMSフィラメント上でプルトニウム粒子を溶解し線測定を試みた。溶解処理後、SEMで粒子の溶解を確認し線測定を行った。本発表では、溶解条件とスペクトルを例示し、より効果的な条件について検討したので報告する。
大西 貴士; 田中 康介; 佐藤 勇*; 石川 高史; 廣沢 孝志; 勝山 幸三; 清野 裕; 大野 修司; 浜田 広次; 所 大志郎*; et al.
no journal, ,
照射済高速炉燃料の加熱試験により放出されたFP等の放射性物質が沈着した部材(サンプリングパーツ)を対象に、核種分析を実施し、高速炉のソースターム評価に資する基礎データを取得した。
坪田 陽一; 本田 文弥; 中川 貴博; 川崎 位; 池田 篤史; 玉熊 佑紀*; 床次 眞司*; 百瀬 琢麿
no journal, ,
福島第一原子力発電所における燃料デブリの本格取り出し時や核燃料サイクル施設の廃止措置においては、大量の放射性微粒子、特に粒子の飛散が想定される。従来型の1チャンネルのSi半導体と捕集ろ紙を用いた線用ダストモニタでは計数率上限が高くないことや、ろ紙への捕集であるためその場の空気中濃度の算出が困難である等の課題があった。本件では前述の課題解決を目指し、捕集ろ紙を使わず、扁平型流路を流れるエアロゾルからの線をシンチレータと多チャンネル光電子増倍管にて直接計測するダストモニタを設計し、試作した。同試作機のUO線源に対する検出効率は約80.8%であり、約3MBqのAm線源を用いた試験においては20Mcpm以上での測定が可能であった。従来型のSSBDを用いたダストモニタの10倍以上の高計数率でも動作することが確認された。ラドンチャンバーを用いた試験において空気中の核種の濃度変化にスムーズに追従することを確認した。